[あとがき] ギターマン
ジュリア誕生日おめでとう。それと、ソロ4曲目「アロー彗星」おめでとう。
試聴動画が来たので、アロー彗星で作るのも良かったのですが、被るな?と思い避けました。しかしこういう時は、かぶらないです。(執筆は9/25)
アロー彗星ですが、初めて他人のための楽曲感が全面に押し出されていて新鮮です。
ちょうどジュリアが歌うラブソングが聴きたいなと考えてもいたので、とってもタイムリーでした。フルコーラスを早く聴きたいです。
題材にしたPiano Manもそうなのですが、歌や芸術は自己表現でありながらも、他人のための面もあると思うのです。例えば、楽しませるとか、見た人が抱えてる心の問題を解決するとか。
そういう意味でアロー彗星は、ジュリアの物語というより、初めて恋に目覚めた子のための曲だと言えます。
Piano Manはラブソングではないですが、動画のコーラスは、場末のバーで働くピアノマンに、常連のお爺さんが「自分のために歌ってくれ」とお願いするシーンになります。ピアノマンが歌う歌で安心したいんだとか。
それにピアノマンがどう答えるかは描かれていないのですが、曲の全体を通すと、その言葉が彼の今後のアーティスト活動の力になっているのではと思います。
長くなってしまいましたが、つまり歌を聴く側として「歌ってほしい」という願いが、彼女へのプレゼントではないかという話です。願いの背景は、人それぞれの事情があるけど、そう願われるのであれば、歌う人間として自信につながる。そういう願いを込めて作りました。