[あとがき] 存在賛光

ジュリア誕生日おめでとう。

 


 誕生日のお祝いというのは、1年間無事に生きることが出来たことをお祝いする意味もある。

 人にとっては、心臓が動いていることが生きていることの証明になるが、ジュリアのような創造上の人や、役者、クリエイターにとっては、ステージに立ち続けていことるや、ファンからの声援があり続けて、生きているという証明ができるのではと、考えている。

 今回、LEGO BIG MORLの「RAINBOW」を選曲した。

 秋葉原にあるMOGRAというオタク系DJクラブで度々流れていたのが、この曲との出会いだった。サビの「show me rainbow after the rain」というフレーズが好みで、いつかこの曲を題材にMADを作りたいなと思っていた。

 虹とはなんだろうか?

 太陽から放たれた光が、空気中の水滴で反射された光のことだ。だから、太陽とは反対側にできる。高校の物理を勉強すると分かる。でも、実際はもう少し複雑らしい。

 太陽と虹の関係、これをアイドルとファンの関係に例えられないだろうか。

 アイドルというのは時に星として例えられる。スターや一番星。ジュリアなら流星群とも言うだろう。星の光を放つのであれば、太陽とも例えられる。「君は僕の太陽だ」なんて言えば、なんて古臭いセリフを言うんだバカPと煙たがれそうだが。

 とすると、虹はファン。七色に光る虹とすると、サイリウムのこと。

 アイドルの光を受けて、光るサイリウムを振る。それが、太陽と虹の関係に似ている。雨上がりの虹を見せてと渇望するのは、「私がここに立っているということを、その光で教えてほしい」のではないだろうか。

 光を放つものは、自身の光を観測することは出来ない。なぜなら、自身が光っているから。ならば、ファンが証明するしかないだろう。讃えよ、その手にある光を以って。

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