[あとがき] ジュリア誕生祭「望遠鏡をまた担いで」

ジュリア誕生日おめでとう。


 


ジュリアソロ「餞の鳥」

 今回の動画の制作目的その1には、ジュリアソロ「餞の鳥」があります。
 
 ソロコレクションでジュリアソロの「餞の鳥」が収録されると聞き、オタク心に思ったことは「そもそも、静香と二人で歌うことを前提に作られた曲を、なぜソロで歌うのか理解に苦しむぞ運営ちゃん」です。
 コレは、自分もお気持ち表明記事をはてな匿名ダイアリーに投稿する出番か?などと考えたのですが、そんなことするわけがない。

 歌というものは、聴いた人が勝手に解釈すればよいのです。
 それは「こうあるべき」だけでなく、「こうではないか?」みたいな可能性を探ることを楽しむということです。
 つまり、新しいおもちゃを得られた子供のごとく、どうやって遊ぼうか考えるようなこと。

 それで今回は、ジュリアのソロなので、「子供の頃のジュリア」「ストリート時代のジュリア」「現在のジュリア」の3人を登場人物として、妄想しました。
 無邪気に歌った子供の頃を、バンド解散やストリートの厳しさを経験したジュリアが見たら、シアターに所属して幾年か経ったジュリアが見たら、どう思うのか?どう見えるのか?
 そういった観点で、開始から餞の鳥までを見ていただければ、私がどう妄想したのかを体験頂けるのではと思います。
 もちろん、動画も歌と同じように見た人が自由に解釈して良いので、正解はありませんが。


流星群のこと

 今回の動画の制作目的その2が、6th福岡公演で歌われた流星群です。
 
 ジュリア誕生祭にどんな動画を作るか、ちょうど考えていました。
 去年は忙しくて、1日ぐらいで「えいや!」と作ったので、今年はじっくり作りたいな~と思っていました。
 (実際は土壇場で予定が崩れたわけですが)
 
 そんな時、6th福岡公演で静香と2人で歌った流星群と、メインストーリーのジュリアコミュを思い出し、改めて流星群の動画を作れないかと考えました。
 過去から続く、現在までの繋がりを表現できるような、そういう動画が作れないかと。
 星の光は点ですが、流星は線ですしね。
 
 結果、餞の鳥とうまくつながって、制作史上もっと長い動画となりました。


こぼれ話

 動画にあまり関係ないですが、動画を作る上で考えた設定など。

ジュリア:
 ノベルパートでジュリアが語っていることの9割は、私の創作ですので公式での言及はありません。
 クリスマスプレゼントにおもちゃのギターをもらったことと、バンドを解散したことぐらいです。
 解散した理由も独自です。なお、グリー版ではそもそもバンド活動もやってるので、細かいことは気にしなくてよいです。
 
 グリー稼働を基準として、ジュリアがシアターに入ったことにしているので、2013年2月には劇場所属としています。
 なので、バンド活動は2008年~2011年頃を想定しています。
 今回選んだELLEGARDENの楽曲も、ちょうどジュリアがバンド活動していた頃に、コピーしていたのでは?と思うものを選びました。
 上級生と組んでいた設定も自作ですが、3年上ぐらいなら、ちょうどハマっているのではと。

ジュリア父:
 親バカですが、元海外のレコード会社のプロデューサー。
 歌手の奥さん(イングランド系オーストラリア人)と結婚して福岡でインディーズレーベルの社長やってる設定。
 (レコード会社とかレーベルの解釈あってるのか?)
 
 ジュリアに上京を相談されるも、「一人でライブハウスを埋める事ができれば支援する。でなければ、スカウトで拾ってもらえ」と一蹴した設定を考えていたが使わなかった。
 ジュリアがスカウトに飛びついてうっかり上京した流れの背景を考えると、この辺りは色々妄想が捗りそうな所だと思う。

バンドメンバー:
 ジュリアよりも上級生。最大で3つ年が離れている設定です。
 過去のコミュかカードでジュリアの恋愛観が、単純な男女の付き合いというより、人間的な付き合いを重視するみたいな言及をされていたので、それにつながる理由を持ってきました。
 当初は、「三行半を叩きつけてバンドを辞めたから、地元で活動しづらくなって少し遠い人通りの多い街で活動するようになった」という設定を考えたのですが餞の鳥へのイメージからズレたので、現在の形に落ち着きました。
 先日ミリシタに実装されたオファーのテキストから、昔のメンバーとは険悪なムードではない様子を見るに、少なくとも盛大な喧嘩別れなどはないかなと。

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