[あとがき] 木村夏樹誕生祭「風にあそばれて」

8/19日は、木村夏樹の誕生日です。おめでとう。

 さて、誕生祭動画はどうしたものかと悩んだのですが、そういえば以前、某Web生放送で夏樹役の安野希世乃さんが、魔法陣グルグルの話題を出し、そのED曲「Wind Climbing~風にあそばれて~」が好きだといったようなお話をされたことを思い出しました。
 (2016/10/11放送 アニ雑団#27参照)

 その時、今度夏樹のカバー曲の募集が有れば絶対にコレを応募しようと決めていたこともあり、今回の動画を作ろうと思ったきっかけでもあります。

 

夏樹のロック

 夏樹のロックというのは、アイドル業界においてロックな音楽だったり、ソレに付随するスタイルを貫こうとするところです。

 何を当たり前な話だと思われると思いますが、ロックな生き様というのは何らかに対し抵抗して成立するものだと思います。

 では、夏樹は何に抵抗するのでしょうか? それは、アイドル業界でアイドルとして生きることです。

 夏樹のメモリアルコミュを見ていただくとわかるのですが、彼女は空気を読んで物分りが良い子に映ります。

 アイドルになって、早くライブをやりたい気持ちがあるにも関わらず、地味なボイスレッスンに前向きに挑む彼女。

 アーティスト写真を撮るために、トレードマークのリーゼントをやめようかと提案する彼女。

 雑誌の写真撮影で、現場の大変さを知っていることから、無難なショットを選んでいく彼女。

 アイドルとしては理想的な行動かもしれませんが、それは"平坦な道"を選ぶ行為です。

 彼女のロック、抵抗とはどこにあるのか。

 それが、アイドル業界で木村夏樹が彼女らしさを残したまま、アイドル業界を生きるという事にほかならないと思います。

 平坦な道じゃきっとつまらない、這いあがるくらいでちょうどいい。

 平坦な道を選んでしまいそうになる彼女へ、この歌を贈りたいなと思います。

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